【06】なんで女だけが・・・人生そもそも不公平なんですよね

e0277291_21505310.jpg

こうして生理についてじっくり考え、いろいろ不思議に思う中で
やっぱり拭いきれない感情がありまして、
「なんで女だけ・・・(不公平だ)」と思ってしまうのです。

私ごとですが、以前の職場は(もしかしたら業界全体が伝統的に)
男尊女卑の風潮がありまして
悔しい思いを何度かしたものです。
頑張っても報われないむなしさから
心はすりへりいつしか、「女って得なことなんてない。」と、
考えてしまったものです。
今にして思うと、なんにせよ、
損得で考えるようになっちゃうと、人生寂しいものなのでしょう。

さてさて、世界ウルルン滞在記ってテレビ番組ありましたよね。
数えるほどしか観たことはないのですが、コンセプトが明確なためか、
いつ見ても滞在先のファミリーの優しさや素朴な言葉に心が癒され、
触れ合いって改めていいよなと思わせてくれる番組だったように思います。

イギリスにも、ほぼ同じコンセプトの番組があるようで、
ある日何気なく観てたんです。
ごく普通の会社に勤めるイギリス人女の子が、
トルコの遊牧民家族にホームステイをする、
って聞くと、ウルルンな感じと、思いますよね。

慣れないテント生活やヤギの乳搾りも、
好奇心で初めのうちはクリアするのですが
どうやらその社会では、
力仕事も含めほぼメイド状態で女の人が家事をして、
女性はスカーフで顔を隠さなくちゃいけなくて、
極めつけに一夫多妻制なんですね。

芸能人でもなんでもない彼女は、好感度なぞおかまいなしに、
途中から、観てるこっちがはらはらする態度を露骨に出していきます。
だらだらしているお父さんに対して「なんで働かないの」と腹立ち紛れに聞いてみて
奥さんたちには、「この子は私たちの家族に嫌な思いをさせてる」と言われる始末。

ウルルンと違って、一ヶ月くらいのステイらしく、衝突しても滞在は続く。
彼女の「こんなのありえなーい」って反発にも臆せず、
トルコ人家族は
「そんなに料理が下手じゃお嫁にいけないよ、さあ練習しなさい」
「まだ寝てるのか、ほら起きなさい」
「きみのために今夜はヤギを一匹食べるからしめるのを手伝いなさい」
と、
自分たちは善き生活をしているって信じているのでしょう、ペース崩さず。

そうして時を過ごすうちに、彼女も悟ります。
イギリスでは家族と確執があって人生に不満だらけだったはずの
彼女のコメントはシンプルで美しかったのです。
「初めは確かに、ここの生活は女にとって不公平だと思ったけど、
・・・人生ってそもそも不公平よね...life is unfair」
と、
草原に沈む夕日を背景に語るのです。
そして帰国後、家族への態度も変わった、という結末でした。

努力は、基本的に報われるものですし
もちろん道徳的には、社会の秩序を保つためにも、
努力は推奨されていますよね。
けれど、
人生に公平さや、他人に自分に見合った完璧さを求めると、苦しいですよね。

なんでもありって雑な考え方じゃなくて、人生の不公平さを受け入れながらも
それでも努力できる対象があるのは、とても素敵なことに思うのです。

えっと、なので、ちょっと生理自体からは逸れちゃった気もしなくもないですが、
今後、生理で辛い思いをしたときには、
せめて「なんで女だけが・・・」と思わないようにしようと思ったというお話でした。
[PR]

by lakenunnu | 2012-04-26 17:54 | 生理ありがとう!(15)